All Peace|職場体験ができる放デイ

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オールピース代表の部屋

起業を決意した理由

今日は「なぜ起業したのか」についてお話をさせていただきます🖊️

会社設立日は2021年1月15日。株式会社Invictus として放課後等デイサービスAll Peaceをスタートしました。もともと児童福祉施設、特別支援学校で働いていた私ですが、なぜ起業を決意したか。

理由はもちろん1つではありませんし、不安や葛藤もありました。

そんな中でも、これだけは必ず実現したい!どうしても子どもたちに経験させたい!というものがありました。

「職場体験」です。それも日常的な頻度で。

All Peaceでは月に一回の頻度で、中高年を対象に職場体験を行っています。就労施設等にも行きますが、建設業やエステサロン、ラーメン屋など一般企業にも積極的に行っているところです。

なぜ、職場体験が重要か。

私はこれまで障がい福祉、学校教育の世界に入って、日常介護や療育、教育、指導方法など色々と勉強してきましたが、私の中で常に意識をしていたのは”ノーマライゼーション”という言葉でした。

ノーマライゼーションとは、障がい者が健常者と同等に当たり前に生活できるような社会こそが、正常(ノーマル)な社会であるという考え方で、 こうした正常(ノーマル)な社会を実現する取り組みをノーマライゼーションといいます。

さて、現状として今の日本はその理念を実現できているのか。私にはとてもクエスチョンでした。

日常生活から生活環境、地域、職場、学校教育…。どの場面においても障がい者にとって優しい環境が整っているとは到底思えませんでした。

全ての人に該当するかもしれませんが、”能力で分けられる”、”違いを認めようとしない”という社会。こういった雰囲気の中、ノーマライゼーションは実現できるはずがありません。

ただ、一人ひとりの心に理解し合おうという優しさがないと言われると、そうではないと思っていました。

一番の課題は、そもそも障がい者と関わる機会の少なさ、これに尽きると感じました。

ならば関わる機会を増やせばいい。

「子どもたちの”1″を増やす」をテーマに、職場体験を柱としてスタートさせたのがAll Peaceです。

職場体験の目的は大きく2つ。1つは、子どもたちが学生の頃からリアルな社会を体験し、将来の夢や、やりたいことを見つけること。そしてもう一つは、社会側が子どもたちと関わり、少しのサポートがあれば障がいがあっても仲良く関われるんだと感じてもらうこと。

実際、All Peaceをスタートさせて約3年間、多くの企業様に受け入れをお願いしてきましたが、一度も断られたことがありません。皆様、快く受け入れてくださり、有難いことに「貴重な経験をありがとう。」と逆に感謝されているところです。

本当は、みんな仲良くなりたい、理解したい、関わりたいと思っているのだと強く感じました。

放課後デイの役割として、子どもたちの能力を伸ばす、子どもたちの心地よい居場所となる。それは大前提でありますが、その先の「社会としっかり繋がる」「違いを認め、みんな仲良くなる」ことが最も大切だと思っています。

障がいがあっても何の不安もなく、当たり前に生活、交流ができる社会を創りたい。

その”きっかけ作り”こそが、オールピースの最大の使命であると思っているところです。

これからオールピースはまだまだレベルアップしていきますので、どうぞ宜しくお願い致します😊✨

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ご利用までの流れ

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  • STEP2

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  • STEP3

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  • STEP4

    受給者証が届きましたら、ご利用のご契約となります。