療育活動のコツ
放課後デイサービスではガイドラインでも示されている通り療育活動を行うという義務があります😃
よく見守りだけの事業所なんて耳にしますが、そういったところは単純にルール違反ですね🙅♂️
さて、療育活動といってもその中身や質によっては子どもたちの成長に大きく関係してくることでしょう😃
本日はオールピース職員で共有している「療育のコツ」をざっと紹介したいと思います✨
(⬇️オールピースの療育プログラム)
①始まりの挨拶、終わりの挨拶をしっかり行う
何事も挨拶から。姿勢を正してしっかり行わせます。ここをダラっとしてしまうと活動の全てがダラっとしてしまいます😩
やる時はやる!のメリハリが大切です✨
②はじめ、なか、おわりを意識する
学校教育や保育園などでは基本とされることですが、活動の目的をより明確にするため、はじめ(導入)、なか(メイン)、おわり(終結)を意識します😃
するとメリハリがつき、活動全体がスムーズに進行できるようになります✨
③表情、声の大きさ、トーンは最適か
メラビアンの法則というものがあり、人間は言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則です。つまり内容や言葉よりも、その人の表情やテンションで活動のワクワク度がゴロリと変わるということです😃
子どもたちがやる気になる活動にするためには、いかに楽しそうに振る舞うかが鍵となります✨
④説明はできるだけ短く、かつ明確に
人間は誰しも長い説明を嫌うものです。伝えたいことを要約し、明確に指示する必要があります。「はい始め!」や「はい座る!」など単純明快な指示の方が療育活動では子どもたちに入りやすいのです😃
長く説明してしまう人や、説明に時間がかかる人は、その時点で子どもたちの集中力を逃してしまいます✨
⑤ホワイトボード等で視覚情報を取り入れる
言葉による説明だけでは難しいので、ホワイトボードやプレゼンテーション等で視覚的に理解できるものと合わせて説明をすることが大切です😃
上から番号をふって、今からやることを提示し、終わりを示すことも、やる気を向上させるために大事なポイントです✨
⑥デモンストレーションを行う
活動の前に、デモンストレーション(見本)を見せることで理解が深まり、子どもたちが安心して療育に参加することができます。難易度の高い活動の場合は、デモンストレーション時にわざと失敗などをして場を和ませることができれば、失敗しても大丈夫!と、より安心感を与えられるものとなります😃
⑦大事なことは注目させる
療育の中でも、特に伝えたいことやポイント等は明確に提示して伝えることが大切です😃
説明の後に、大事なポイントを改めてもう一度伝えることで意識が高まります✨
⑧実態に応じてグループを分ける
活動によっては子どもたちの実態に合わせてグループ分けを行うのも効果的です😃
特に運動療育などでは、あまりにも実態に差があると活動もうまくいかずトラブルになる場合が多いです。全員が楽しめるように活動メンバーを振り分けることが大切です✨
⑨積極的に競争させる
現代教育とは相反するかもしれませんが、オールピースでは積極的に競争させています😃
競争させることで、お互いに全力を出し、勝ち負けを受け入れる気持ちも育ちます。もちろんトラブルにもなります。しかし成長には欠かせない前向きなトラブルなのです✨
競争を良いエネルギーに変えて療育をすることが大切だと捉えています✨
⑩準備8割、アドリブ2割
療育活動が成功するか否かは、やはり第一に準備です。私が職員に一番口うるさく伝えていることです😃
どれだけ具体的なイメージを持って準備をしたかで療育の質は大きく変わります。その上で、本番の予想外なことにも対応できるアドリブ力が重要となってきます✨
時には職員同士で事前に模擬で行い、PDCAサイクルをしっかりまわすことが療育の質を高める一歩になります✨
⑪療育の成功はサポートスタッフで決まる
教壇に立つ教師の力量による学校教育とは異なり、放課後デイの現場では複数のサポートスタッフの力量が特に重要となります😃
子どもたちは十人十色なので、いかにチームプレーで各々が自身の役割を理解し、一人ひとりをサポートできるかが鍵となります✨
⑫子どもたちが主役
最後に一番大切なこと。職員が楽しまなければ子どもたちも楽しくないです。しかし職員が主役になってはいけません。あくまでも主役は子どもたちです😃
最初のきっかけは職員によるものかもしれませんが、職員がいないと活動できないのであれば、それは望ましい支援とは言えません。最終的に子どもたちだけで主体的に取り組めるようにプログラムすることが大切です✨
目立ち過ぎず黒子となり、子どもたちが「自分の力でできた!」と思わせることができれば、良い療育、良い支援者といえるのではないでしょうか✨
他にもまだまだありますが大まかにはこんな感じです☺️
全ては子どもたちの笑顔のために🌈
「One for all All for one」